藤井聡太七段、タイトル挑戦なるか? 王将リーグ最終戦は広瀬竜王との直接対決

藤井聡太七段の最年少タイトル獲得なるか」で注目が集まる第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ戦(主催:スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)も、いよいよ大詰めを迎えました。
○待ち受ける渡辺明王将(三冠)は絶好調。豊島将之名人以外には、今期負けなし!

王将リーグは7人で争う総当たりのリーグ戦です。現在、広瀬章人竜王が4勝1敗でトップを走っていて、最終局の藤井七段戦に勝てば挑戦権を獲得します。

それを追うのが藤井七段で、現在は3勝1敗。次の久保利明九段戦に勝てば4勝1敗で広瀬竜王に並び、最終局は挑戦権を懸けた大一番となります。自身が勝てばよいという「自力」の状態なので、タイトル初挑戦への期待が高まっています。

そして、挑戦者をタイトルホルダーとして待ち受けるのが渡辺明王将です。棋王と棋聖も保持する三冠で、今期は20勝4敗(0.833)と絶好調(※未放映のテレビ棋戦を除く)。しかも、4敗の相手はすべて豊島将之名人で、他の棋士には4月から1敗もしていません。その豊島名人からは棋聖のタイトルを奪取しており、まさに無敵の状況です。

その渡辺王将が今期、対戦してきた相手は以下の通りです。

永瀬拓矢二冠、木村一基王位(2勝)、羽生善治九段(2勝)、
佐藤康光九段、郷田真隆九段、久保利明九段、
三浦弘行九段、佐藤天彦九段(2勝)、糸谷哲郎八段、
稲葉 陽八段、菅井竜也七段(2勝)、渡辺大夢五段、藤森哲也五段

※段位・肩書は現在のもの。豊島名人とは3勝4敗

タイトル保持者やA級棋士など、トップ棋士がずらりと並んでいます。内容も危なげなく勝っている印象で、その強さには目をみはるばかりです。

とはいえ、藤井七段にとっては心強いデータもあります。挑戦権を争う広瀬竜王との対戦成績は1戦1勝。渡辺王将との対戦成績も1戦1勝。しかも、いずれも朝日杯将棋オープン戦の決勝戦という大舞台でした。

数は少ないので、はっきり有利・不利はいえませんが、最年少タイトル獲得は決して夢ではない状況です。注目の久保九段―藤井七段戦は11月14日、広瀬竜王―藤井七段戦を含む最終一斉対局は11月19日に行われます。

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